リサイクル事業

ムラアーカム式分級システム・フロー図

建設工事で発生する産業廃棄物は、その量と種類の多さなどから不適正処理や最終処分場の圧迫といった社会問題を引き起こしています。ムラアーカムグループでは、こうした現状に対処するためリサイクル化を推進し、特に汚泥に関しては独自の技術による「分級システム」を確立しています。その大きな特徴は、どのような性状の汚泥に対しても、完全に分級し再生化できることがあげられます。収集された汚泥の性状にあわせて最大限にリサイクルし、有効な資源として再度利用します。ムラアーカムグループは柔軟性・対応力に富んだ「分級システム」を通じて、一歩先のリサイクル事業を展開しています。

再生資源活用審査制度

愛知県は、「再生資源の適正な活用に関する要綱」を平成20年4月25日に策定し、この要綱に基づいた「再生資源活用審査制度」を、同年7月1日から開始いたしました。この制度は、愛知県が全国に先駆けて実施するもので、事業者が産業廃棄物や製造過程で生じる副産物を原材料として再生品を製造し、販売する際に、事前に県が届出を受け、環境安全性を審査するというものです。ムラアーカムは、下記リサイクル製品について平成20年7月31日に「再生資源の適正な活用に関する届出」を完了しています。

  • 再生砂
  • 流動化処理土
  • 改良土

事業の範囲

産業廃棄物の種類 汚泥
事業の区分 中間処分
処分方法及び処理能力   飛島中間処理場 湯ノ山中間処理場
脱水 1,104m³/日 97m³/日
分級 2,592m³/日 236m³/日
天日乾燥 84m³/日 11.1m³/日
造粒固化 320m³/日  
流動化処理 471.2m³/日  
混練   518.4m³/日